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癒月こなみの日常つれづれ綴れ
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2025/04/20 (Sun)                  [PR]
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2011/03/04 (Fri)                  雪、スゲェ

大学に行こうと思ったのに・・・こりゃ無理だわ。お外吹雪。
こんなにまとまった雪は、なんだか久しぶりですな・・・
明日飛行機、ちゃんと飛んでくれよ・・・・
カヤ姐さんを北の大地にちゃんと運んでくれよ・・・・・(´・д・`)


ワンピのサイトを色々回って、CP9の年齢公式で出てたんだなーというのは良かったんですが
ちょっと予想外過ぎる事が・・・・


ジャブラ一番年上なのかよっ!!!Σ(´Д`)


私的にブルーノは既に40とかいってんのかと思ったら・・・あれで30・・・だと。
老け過ぎだろうがっ!!!
ジャブラの35もちょっとびっくりだったけど。
ちなみに自分はフクロウと同い年でした・・・・・チャパパ。
えーという事は最年少のカクとジャブラの年齢差って・・・・12歳?
そんな年下にどんだけ突っかかってんの大人げ無いなもうバカ好き!!←
吹雪でおうちから動けないのをいい事に、年齢差で色々妄想したり書いたりしてるよ。
折角だから上げさせてもらいます。捏造もあるけど、書いててすんげ楽しかった(笑)
ちなみにカク5歳、カリファ7歳、ジャブラ17歳。







『三遍回ってワンと鳴け』



 




澄んだ空に浮かぶ月が、夜の帳を美しく照らしている。

窓から差し込む月明かりが、広く長い廊下に光と影を落とす。

そこを駆け抜ける、一人の少年。

小さな足音が廊下を踏みしめる度、緩くウェーブのかかった金色の髪がリズミカルに弾む。

「いかん・・・つい夢中になってしもうた・・・・!!」

少年の名は、カクという。

明日までにやっておくべき課題が中々はかどらず、うんうんと頭を悩ませているうちに

気が付くと、夕飯の時間がもうそこまで迫っていた。

幼少組の部屋から食堂までは、少年には些か距離と時間を要する場所にあり

片付けもそこそこに、カクは今必死に食堂を目指している最中だった。

「このままでは・・・・夕飯に、食いっぱぐれてしまう・・・・」

成長期の身体には、夕飯抜きは何より辛い仕打ちである。

月歩が使えればいいのにな、と幼いカクはCP9メンバーの超人的体術を思い描く。

月歩、指銃、嵐脚、鉄塊、剃、紙絵。これらの体術は総じて「六式」と呼ばれる。

これら六式をマスターした人間は、一人で海軍兵士五百人以上の力に値するという。

カクも未来のCPメンバーを目指し、六式を会得する為の厳しい修行を始めたばかりだ。

勿論、月歩など到底出来る訳も無い。

「ハァ、ハァ、もう少しじゃ・・・!!」

この角を曲がれば後はもう一頑張り、とカクが勢い良く曲がったその時

「うわっ!?」

何かに当たった衝撃で、カクの小さな身体は勢い良く壁際に弾かれた。

「・・・・いたた・・・・・」

廊下に打ち付けた頭をさすりながら顔を上げると、

そこには意地悪な顔で、自分を見下ろす少年が一人。

「なんだ・・・・鼻チビじゃねぇか・・・・」

「げっ!!ジャブラ!!」

思わず嫌悪の声が、カクの口から零れ落ちる。

そんなカクに、ジャブラは更にずずいと詰め寄った。

「あぁ?人にぶつかっておいて、謝罪の言葉の一つも言えねぇのか?

しかも『げっ』とはなんだ『げっ』とは鼻チビ。」

「う・・・うるさいわい、ぶつかってきたのはそっちじゃろうが!それにワシは鼻チビじゃないわい、カクじゃ!!」

内心に湧き上がる恐怖を押し隠して、カクは必死に抵抗を試みる。

自分よりも十二も年上のジャブラは、既に六式を極めた立派な『殺し屋』である。

CP9メンバーとしてこの度正式に認められたという話は、カクの耳にも届いていた。

しかも世界政府の人間から、悪魔の実を食わされたという。

カクも聞いた事があった。悪魔を宿した恐ろしい果物の話。

その実を食した人間は、カナヅチの身体と引き換えに、悪魔のような恐ろしい能力を手にするのだと。

年齢も、経験も、体術も、能力も、何一つカクがジャブラに敵う要素は無い。

それでもカクは絶対に屈するまいと必死に唇を噛み締め、ジャブラを精一杯睨み付ける。

「・・・相変わらず、可愛くない餓鬼だな、テメェは・・・・」

そんなカクを見下ろして、ジャブラは忌々しげに呟いた。

 


 


カクは、ジャブラが大嫌いだった

 

 

 

カクにはとっておきの宝物があった。

それは、帆船の精巧な模型だ。

船が大好きだったカクは、その模型を眺めては淡い夢に浸っていた。

だがその模型を、ジャブラはカクの夢ごと粉々に打ち砕いたのだった。

只のがらくたに成り果てた模型を、泣きながらかき集めるカクにジャブラは冷ややかに言い放った。

 


『殺し屋になろうなんて餓鬼に、甘い夢なんざ必要無ぇのよ。』

 

 

その時の事を思い出すと、今でも胸の底から悔しさと悲しさが泉のように湧き上がってくる。

危うく零れ落ちそうになる涙をぎゅっと押し留めると

「・・・ふん!可愛くなくて結構じゃわい。べーっだ!!」

最後まで憎まれ口を叩き、再び食堂へ駆けようとしたカクの身体がふっと宙に浮いた。

「!?」

ジャブラに掴まれた喉がぎりぎりと締め上げられ、カクはまともな声も出せない。

じたばたと必死に逃れようとするカクを、自分の目線までジャブラは軽々と持ち上げた。

「本当に可愛く無ぇ・・・・・・いっそ今此処で殺してやろうか、糞餓鬼。」

ざわざわとジャブラの周りの空気が蠢く。

「・・・・・!!」

息を呑むカクの目の前で、ジャブラの身体がざわざわと獣の形を象っていく・・・・

 

 

「ジャブラ。」

 

 

凛と響いた少女の声に、ジャブラの変貌がぴたりと止んだ。

かちゃ、と眼鏡の端を軽く持ち上げる少女の動作は、幼いながらに酷く大人びたもので。

「・・・・よう、カリファ。」

気が抜けたような返事と共に、カクを拘束する手が緩み

冷たい廊下に人形のように、カクの身体は放り出された。

「げ、げほっ、げほっ!!」

呼吸もままならず苦しげに喘ぐカクに、カリファがそっと背中を撫でた。

「カク、遅いから迎えに来たのよ。夕餉の準備は、とうに出来ているわ。」

まるで弟を嗜める姉のような穏やかな声色に、カクの表情に少しづつ安堵の色が広がっていく。

「ジャブラ。」

少女がもう一度、その名を呼ぶ。

「カクに今度酷い事をしたら、お父様に言いつけるわ。」

ジャブラは軽く肩を竦めるような動作を見せると、大仰に溜息をついてみせた。

「へぇへぇ・・・すんませんでしたっと。全く・・・親の権力を振りかざしやがって・・・・」

「何か言ったかしら?」

「いーえ、何にも。」

これ以上此処に居ても無駄と判断したのか、ジャブラがくるりと二人に背を向けた。

その時だった。

「・・・・ジャブラっ!!」

呼吸を必死に整えていたカクに呼ばれ、ジャブラが振り返ると

「わ・・・ワシは・・・絶対に六式を全部マスターして!!絶対に、おまえなんかより強くなってみせるからな!!」

カリファに身体を支えられつつのカクの精一杯の宣言に、一瞬ぽかんと呆気に取られた後

続いたのは、廊下の最奥まで響くような大爆笑。

「ぎゃはははははは!!!!笑わせてくれるぜ糞餓鬼!!!!

お前が俺を超えるぅ?ぎゃははははは!!!」

床を転げ周りながら下卑た笑いを響かせるジャブラを、カリファが蔑んだ眼で見下ろしている。

ひとしきり笑って気が済んだのか、ジャブラは相変わらず小馬鹿にした笑みを貼り付けた顔でカクを見つめた。

「面白ぇ・・・もしお前が俺より強くなったなら、三遍回って『ワン』と鳴いて、ついでにお手もしてやるよ。」

「ぜ、絶対じゃぞ!!その言葉、忘れんからな!!」

ぎゃはははは、という笑いと共にやがてジャブラの姿は廊下の奥へと吸い込まれて見えなくなった。

「・・・・カク。」

打って変わってしんと静まり返る廊下に、しばらく二人は黙って突っ立っていたが

カリファの静かな声にカクが見上げると、優しい笑みを返された。

「本当は怖かったろうに、よく頑張ったわね。貴方はきっと、強くなれるわ。」

「っ・・・・・ぅ・・・・・・ぅえっ・・・・・・」

カリファの優しさに堰き止められた感情が溢れ出し、

耐え切れずカクの大きな瞳から涙がぼろぼろと零れ落ちる。

そんなカクの背中を緩やかに包むカリファの体温は、とても温かくカクの身体に染み込んでいった。

 

 

 

――それから十八年後

エニエスロビーにて。

 

 

「そういえばジャブラ。」

「あぁ?」

「お主、ワシがもしお前さんより強くなったら三遍回って『ワン』とないて、

ついでにお手もしてくれるんじゃったよな?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほんっと~に昔っから可愛く無ぇ餓鬼だな・・・・・・・・・テメェは・・・・・・・・・・・」

苦虫を噛み潰したようなジャブラの背後で、カリファがそっと笑いを押し込めた。














コミックスで、尾田先生が書いてた子ども時代のカクが
帆船の模型嬉しそうに持ってたんで、元々船好きだったんじゃないかな、と。
だからガレーラカンパニーでの任務は、カクにとっては結構特別な思い出なんじゃないかと思います。
唯一、ガレーラ時代の回想してたしね。
後、髪型天パぽかったよね。くるんくるん。
年齢の近いカリファは、カクにとってお姉さん的存在だといいな。
いつの間にかすっかり強くなってしまっても、やっぱりなんだかんだと世話を焼いているといい。
大工作業の合間にちょっと指でも切ったなら、救急箱持って駆けつけるといい。
んでカクが照れくさがって嫌がるといい(笑)

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2011/03/02 (Wed)                  もうすぐだ
ここ数日、ymgc宅に通い妻してます(笑)
今週末の大神合わせに向けてのお手伝いで(o^∀^o)
一つの作品に向けて、みんなでわいわい作業するって
今まで無かったから、すごく楽しい!!
晩御飯に昨日はホットケーキ、今日は焼きそば&たこ焼きを作成。
りおかと祁秀がキャッキャ食べてるのを台所から眺めてると
なんとなく可愛い娘を持った、母親の気持ち(笑)


それにしても、2月終わるの早かったな!!
4月のコス予定のために、3月は色々動かねばな……



2011/02/25 (Fri)                  かくかくしかじか
昨日の謎の停電は、なんか電柱に設置されてる機械に雨が入り込んで
ショートしたせいらしい。
本当に限定的にうちの地区のみの停電。
帰宅早々これかい。暖を取りにキャッツアイに行ったら
なんかシャンクスのコインケース取れちゃったい(笑)


しっかし何故か帰宅してから、カク熱が急上昇……
ここまでのヒットは久し振りです。
漫画読んでる時は「あ、好きかも」程度だったのに
今のこの体たらくはどうした自分。何があった自分。
今日は一日カクサイト巡りで潰れたよ。
キリンのクセに……長鼻のクセに……睫毛ぱっちりのクセに……
もう可愛くて可愛くてかっこよくてどうしたらいいんだ。
そしてどうして自分は公式グッズが少ないキャラに転ぶんだろう……
そのうちゲーセンのプライズでCP9出ないかな。
デフォルメされたのはあるんだけど
自分はカクのあのすらっとした肢体を心ゆくまで眺め回したいんですよ。
眺め回したいんで、す、よ(強調)
CP9のコスもやりたいんだが
カクは誰か他の人がやってるのをストーカーの如く見つめていたいんですが
どなたかやって下さいませんか?




2011/02/24 (Thu)                 
帰宅して、ご飯食べてたら
マンション全体で、謎の停電発生。
折角ワンピース見てたのに……
いつ復旧するか、謎です。
2011/02/24 (Thu)                  帰るよ
なんか朝から微熱出した。
アレルギーの鼻水なんだか風邪の鼻水なんだかもう不明。
ぐだぐだの体調で北海道帰るよ。
もう春先は特別な用事が無い限り帰らない……花粉呪われろ
このあと幼なじみとお昼食べてから、空港へ行くのだ。
草加駅前にいつの間にかオシャレーなカフェが出来てたからそこで。
どんどん町は変わっていくんだなぁ。




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北の大地にて、細々生息中なヲタクです。
ピアノ弾きです。
時々作曲とかやってます。
雑貨屋さんや、美味しいお店を巡るのが大好きです。
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